会長挨拶

 栃木県日本歯科大学校友会の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 日頃より会務に関しましては、特段のご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。お陰をもちまして、平成24年度の全ての事業を無事遂行出来ましたことを心より感謝いたしております。
 平成25年6月30日の定時総会におきまして、3期目の会長として続投する事になりました。2期目の会長就任時に申し述べました様に、少々気持ちの上で余裕が出来、肩の力を抜いて任務が果たせたと感じております。それもこれも何事においても、上質で有能なスタッフに恵まれたことで、大変有意義な時間が持てました。
 事ある毎に申し上げておりますが、本来、校友会は親睦を旨とした会であって、会員同志は、常に和を持って接することに終始するものと考えています。よって本会は、いつも内向きの姿勢で、会員のために良しとするところを目指すものです。よって、すべての会員の意見を拝聴することが基本です。どなたもがフランクな気持ちで話し合いのできる風通しの良い会でありたいと思っております。
 現在、栃木県歯科医師会会員は、その数1000名に及ぶ大きな所帯となっていますが、日本歯科大学の出身者はその1/4を占める。言うなれば一大勢力です。更に、県歯科医師会は柴田会長を筆頭に執行部としてのリーダーシップは絶大なものがあります。であるからこそわが日本歯科大学校友会としては他大学の同窓会校友会に対しては、常に謙虚な態度をもって接しなくてはならないと思います。
 校友会は言うならば単にかつて同じ母校、日本歯科大学の同じ屋根の下で育ったというだけの絆で結ばれているにすぎないわけですが、我々にとっては、その点が重要なところで、今日まで大切に守ってきたところです。よって会員間での先輩、後輩の関係は、同じ学生時代やクラブ活動でなくても間然とすることなく、その総ての関係が築かれています。校友会という狭い社会の中で、このことは、将来ずっと存続するであろうことです。今さら言うべきことではありませんが、おたがい相接する時は後輩は先輩を敬いつつ、そして一人一人己がそれらに値する人間であってほしい。けっしてその立場を利用して、驕った態度をすべきではありません。そして、すべての会員が紳士・淑女であってほしい。
 最後に、平成25年度の栃木県日本歯科大学校友会の更なる進展のため、皆様のご尽力賜りたく、よろしくお願いいたします。

 

平成25年7月1日

 

栃木県日本歯科大学校友会
会長 大川 新